この一連の現象について、日本洋菓子協会の関係者も「店舗型ビジネスのあり方を大きく拡張する革新的なモデル」と熱い視線を送る。実店舗への来店に依存しない「お取り寄せスイーツ」の需要拡大は、地方の名店や若手職人にとっても全国へ自慢の味を届ける絶好の機会となっているのだ。
さらに、毎月定期的に届くサブスクリプション型の展開は、製菓業界に安定した生産体制と持続可能な素材調達をもたらした。季節ごとの厳選素材を無駄なく使い切り、フードロスを削減しながら最高峰の味を全国へ届ける仕組みは、これからの洋菓子業界における標準モデルとなりつつある。