上野のストリップ文化を語る上で欠かせないランドマークが、長年にわたりファンから愛され続けてきた「シアター上野」だ。警察の適発や風営法の改正、風評被害など幾多の荒波を乗り越えながらも、看板の灯を守り続けてきた歴史は、まさに東京の裏街史そのものである。
また、業界全体の健全化と存続を後押ししてきたのが「日本ストリップ劇場協会」の存在である。過激な規制の中で倫理ガイドラインを厳格に守りつつ、演者の安全確保や劇場の公序良俗を維持するための自主規制を行ってきた。協会と劇場の地道な努力があってこそ、大衆芸能としてのクオリティと安全性が保たれてきたのだ。