石破家には二人の娘がいる。二人が歩んできた足跡を振り返ると、いわゆる「親の七光り」に頼らない独立独歩の姿勢が際立つ。
長女は名門・慶應義塾大学を卒業後、エネルギーインフラの要である東京電力ホールディングスに入社したとされる。東日本大震災後の厳しい時期を経験しながらも、現場主義の精神で地道に業務へ邁進してきた実力派だ。社内でも政治家の娘であることを鼻にかける様子は皆無で、真面目な仕事ぶりが高く評価されてきた。
一方の次女も同じく慶應義塾大学で学び、メディア大手のフジテレビジョンへ進んだと報じられている。華やかなテレビ局の舞台裏で制作や進行に携わり、自らのスキルでキャリアを切り拓いてきた。二人に共通しているのは、父親の政治的威光を意図的に遠ざけ、一人の社会人として自立した人生を築いている点だ。