妊娠22週の壁とは?赤ちゃんの生存率と切迫早産の兆候を徹底解説

妊娠22週の壁とは?赤ちゃんの生存率と切迫早産の兆候を徹底解説

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22週以降に最も警戒しなければならない病態が「切迫早産」です。これは早産になりかけている状態を指し、放置すれば子宮口が開いて胎児が母体外へ押し出されてしまいます。

現場取材で見えてくる切迫早産の兆候と原因の代表格は、絨毛膜羊膜炎(膣からの上行性細菌感染)による子宮の収縮や、体質的な頸管無力症、多胎妊娠、胎盤トラブルなどです。とりわけ妊婦自身が自覚できる兆候として、日常的な注意が必要になります。

「生理痛のような下腹部痛」と「規則的な張り」を見分ける

子宮が大きくなるにつれて生理的な張りを感じる機会は増えます。しかし、妊娠22週 お腹の張りにおいて、以下のようなパターンが見られる場合は危険なサインです。

  • 横になって30分〜1時間安静にしても張りが治まらない
  • 1時間に何度もキューッと締め付けられるような規則正しい張りがある
  • 生理痛のような鈍痛や腰痛を伴う
  • 茶褐色や鮮血の出血、水っぽいおりもの(破水の疑い)がある

超音波検査で確認される「子宮頸管長」のシビアな基準

妊婦健診の経膣エコーで測定されるのが子宮の出口にあたる「子宮頸管の長さ」です。通常、妊娠中期における子宮頸管長の基準値は35mm〜40mm程度保たれています。

しかし、これが30mm未満になると切迫早産の黄色信号となり、自宅での絶対安静や張り止めの処方が検討されます。さらに25mm未満まで短縮すると、NICU設備を備えた周産期母子医療センターへの緊急入院や、子宮口を縛る頸管縫縮術などの医療介入が判断される重大な境界線となります。頸管の短縮は自覚症状がないまま進行するケースも多いため、定期健診のスキップは絶対に避けなければなりません。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。