営業当時を知る常連客の間で今なお語り草となっているのが、駅前店独自の営業スタイルです。本店が独自のゆったりとしたエスニック空間の中で一皿一皿じっくり火入れを行うのに対し、駅前店は近隣のビジネスパーソンや乗り換え前の観光客を意識した機動力が特徴でした。
特にピカンティ札幌駅前店 ランチ情報として人気を博していたのが、平日限定のスピード提供セットや、駅前店独自のトッピング構成でした。スープカレーは注文から提供まで15〜20分ほど要するのが一般的ですが、駅前店ではランチピーク時でもスピーディーに提供できるようオペレーションが最適化されていました。
しかし、ピカンティ札幌駅前店 メニューに存在した限定仕様の数々は、駅前店のクローズに伴い本店の通常グランドメニューへと一本化されました。ピカンティ 移転・リニューアル経緯を辿ると、過去には別ブランドや系列展開(円山や琴似エリア、姉妹店ヴォーティズムなど)の試みもありましたが、最終的に「創業の地でしか出せない究極のスープ」を提供し続ける形へと収束していきました。駅前店のスピーディーな利便性は失われたものの、本店の重厚な世界観で味わうカレーこそがピカンティの真骨頂です。