代行とタクシーはどっちが安い?料金の損益分岐点と実質費用を徹底比較

代行とタクシーはどっちが安い?料金の損益分岐点と実質費用を徹底比較

代行とタクシーはどっちが安い?料金の損益分岐点と実質費用を徹底比較とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

では、実際に車を走らせた場合、どちらが財布に優しいのでしょうか。都市近郊の一般的な走行条件(深夜時間帯・迎車あり)をベースに、距離別の飲酒後の帰宅費用比較を行いました。走行距離が伸びるにつれて両者の差額がどのように推移するのか、以下の比較表に整理しています。

移動距離タクシー深夜利用(概算)運転代行利用(概算)編集部の見解・評価3km(短距離)約1,800円〜2,200円約3,000円〜3,800円代行呼ぶよりタクシーが安い距離の典型。基本料金の差が直撃します。7km(境界域)約3,600円〜4,200円約4,200円〜4,800円料金差はわずか。翌日の車回収を考慮すると実質的な分岐点になります。15km(中長距離)約7,200円〜8,200円約6,500円〜7,500円運転代行とタクシーの損益分岐点を超え、代行の割安感が顕著になります。25km(郊外・長距離)約11,500円〜13,000円約9,500円〜11,000円代行が圧倒的に優位。長距離ほど代行のメーター加算の緩やかさが効いてきます。

データが示すとおり、おおむね7km〜10kmの範囲に損益分岐点が存在します。初乗りから5km程度までの短距離区間では、人件費が2人分かかる代行の最低保証料金が高く設定されているため、タクシーに軍配が上がります。しかし10kmを超えて郊外へ向かう長距離走行になると、深夜割増が固定的に加算され続けるタクシーに対し、長距離割引や緩やかなキロ加算を設定している代行のほうが総額を低く抑えられる構図が明確になります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。