染谷将太の現在と怪演の系譜|菊地凛子との馴れ初めや子供の年齢まで徹底解剖の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
染谷将太の演技力は、なぜ映画監督や脚本家を惹きつけてやまないのでしょうか。その転換点となったのは、2011年(劇場公開は2012年)の園子温監督作『ヒミズ』です。東日本大震災直後の鬱屈と絶望を抱えた少年・住田祐一役を全身全霊で演じ切り、共演した二階堂ふみと共に第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を日本人として初めて受賞しました。
その後も、日常の脱力感をユーモラスに体現した『みんな!エスパーだよ!』から、巨匠チェン・カイコー監督の日中共同製作超大作『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』の若き僧侶・空海役まで、その振り幅は圧倒的です。さらに2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、従来の冷酷非道なイメージを覆す、ピュアで孤独、かつ狂気と脆さを内包した織田信長を怪演し、日本中に衝撃を与えました。
主要作品・媒体演じた役柄・時期一般的な評価・ステータス編集部の見解・演技的特長映画『ヒミズ』主演・住田祐一(2011/2012年)ヴェネツィア国際映画祭最優秀新人賞受賞魂の叫びと無力感を剥き出しにした、日本映画史に残るエモーショナルな怪演。映画『寄生獣』2部作主演・泉新一(2014〜2015年)興行収入約35億円超のメガヒット作気弱な高校生から冷徹な戦士へのグラデーションをCG合成と見事に調和させた技術力。大河ドラマ『麒麟がくる』織田信長役(2020〜2021年)ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞等「母に愛されたかった無垢な子供」という信長像を創出。狂気と純真の同居が高評価。ドラマ『ブラッシュアップライフ』福田俊介(福ちゃん)役(2023年)SNS世界トレンド1位、国内外の賞を総なめ地元系ミュージシャン崩れの哀愁と愛嬌を、絶妙なオフビート感で表現し話題沸騰。映画『陰陽師0』『聖☆おにいさん』等源博雅役/ブッダ役(2024〜2026年)エンタメ大作の主要キャストとして定着バディものにおける抜群の受けの芝居と、コメディにおける間の取り方の完璧さ。