乃木坂46のビジュアル戦略を語る上で欠かせないのが、出版界の常識を覆し続けてきたソロ写真集のメガヒットです。その原点となったのが、白石麻衣さんの2nd写真集『パスポート』(講談社)でした。グループの象徴が初めて本格的なランジェリーカットに挑んだ本作は、女性美を極限まで引き出した芸術性の高さが女性層からも絶大な支持を集め、累計発行部数50万部を突破する歴史的快挙を達成しました。
この大成功を皮切りに、メンバーそれぞれの個性を活かした水着グラビアや下着ショットが写真集の重要な見どころとして定着します。与田祐希さんの『無口な時間』や山下美月さんの『忘れられない人』では、大人の女性へと成長する過程を瑞々しいランジェリー姿で表現し、いずれも20万部超のロングセラーを記録しました。
さらに世代交代が進んだ現在も、遠藤さくらさんや賀喜遥香さん、5期生の井上和さんら主力メンバーの写真集が相次いでヒットを記録。乃木坂46の写真集における過激ショットは、単なる露出度勝負ではなく、トップクリエイターが手掛ける「圧倒的な透明感と美しさの表現」として評価されている点が特徴です。