「アメリカ製 陶器 405 特徴」を語る上で欠かせないのが、当時のカリフォルニア州に存在した陶磁器工房(ポタリー)の活況です。1930年代から1960年代にかけて、ロサンゼルス近郊を中心に数十社以上の窯元がしのぎを削り、独自のカラーリングと造形美を競い合いました。
「405」という番号は、特定の窯元が型番(モールドナンバー)として底面に刻んだものです。代表的なデザインとしては、大きな葉っぱが緩やかにカーブを描いたボウルに、ディップ用の一回り小さなボウルが一体化、あるいは金具(ブラケット)でセットできる構造になっています。
釉薬には、当時流行したアボカドグリーン、ハーベストゴールド、ターコイズブルー、そして縁から溶け落ちるようなブラウンのドリップ釉(流し込み釉)が多用されました。陶土自体も赤土や白土など工房によって特色があり、どっしりとした重量感と手触りの良さが「カリフォルニア USA 405 陶器」の代名詞となっています。