Q1:御仏前を薄墨の筆ペンで書いてしまいました。すでに袋を閉じてしまいましたが、買い直して書き直すべきですか?
A1:時間に余裕があるなら、新しい袋を用意して濃墨で書き直すことを強く推奨します。薄墨は「突然の不幸に対する涙」を意味するため、あらかじめ決まっていた法要で薄墨を使うと、マナーを知らないと見なされるリスクがあります。書き直すことが心理的な不安を取り除く最も確実な方法です。
Q2:法要に夫婦で参列する場合、表書きの名前は夫婦連名にすべきですか?
A2:基本的には世帯主である夫のフルネームのみで問題ありません。ただし、妻側の親族の法要である場合や、生前夫婦ぐるみで格別の付き合いがあった場合は、夫の氏名の左側に妻の下の名前を並べて連名にすると丁寧です。なお、連名にしても包む金額は世帯単位で計算するため、香典を2人分別々に包む必要はありません。
Q3:中袋に書く漢数字で「四」や「九」を使ってはいけない理由は何ですか?
A3:「四」は「死」、「九」は「苦」を連想させる忌み数とされているため、弔事の香典では包む金額そのものを避けるのが通例です(4万円や9万円は包まない)。中袋の表記でもこれらは使用しません。万が一4万円や9万円を包む事態を避けるためにも、3万円、5万円、10万円といったキリの良い数字を選び、それぞれ「参萬」「伍萬」「拾萬」と大字で記入してください。
Q4:市販の香典袋に最初から「御霊前」と印刷されています。四十九日法要でこれを使っても大丈夫ですか?
A4:四十九日法要で「御霊前」と印字された袋を使用するのは避けてください。コンビニや文具店では「御仏前(御佛前)」と印字されたもの、あるいは無地の短冊が付属しているものが販売されています。どうしても手に入らない場合は、無地の白い不祝儀袋を購入し、水引の上部に濃墨の筆ペンで自ら「御仏前」と丁寧に手書きするのが正式なマナーです。