ハワイの別荘購入において、物件価格以上に購入者を驚かせるのが「購入後に毎月・毎年発生するランニングコスト」の重さです。日本の別荘地感覚で購入すると、想像を超える出費に直面します。
まず直面するのが、コンドミニアムのHOA(管理組合費・管理費)の現実です。プール、ジム、24時間セキュリティ、コンシェルジュサービスなどを維持するための費用は年々上昇しており、一般的な高級物件で月額1,500ドル〜3,500ドル(約22万〜52万円)、年間に換算するとこれだけで260万〜600万円以上が口座から引き落とされます。
加えて、以下の費用が重くのしかかります。
1. ハワイ別荘の固定資産税:
ホノルル郡の固定資産税率は用途区分(居住用か非居住・投資用か)によって異なり、別荘として利用する場合は「Residential A」などの高めの税率が適用されます。評価額に応じて年間数十万〜数百万円の税金が課されます。
2. 火災保険・ハリケーン保険:
気候変動の影響や再建コストの上昇を受け、ハワイ州内の不動産保険料は急騰傾向にあります。戸建てやコンドミニアムの専有部分保険料として年間数十万〜百万円超の負担が必要です。
3. 現地プロパティマネジメント費・光熱費:
留守中の空気の入れ替え、清掃、トラブル対応を現地の管理会社へ委託する費用に加え、電気代が全米トップクラスに高いハワイではエアコン稼働に伴う光熱費も軽視できません。
為替レートの影響をダイレクトに受けるため、1ドル=150円前後の環境下では、一般的な高級コンドミニアムの年間維持費は最低でも500万〜800万円、豪邸クラスでは1,500万円を超えるケースが日常茶飯事です。