事件から約3年が経過した2017年夏、事態は未曾有の展開を迎える。『週刊文春オンライン』および同誌のスクープ報道により、TENN氏が遺した親族宛ての遺書全文が公表されたのだ。そこに綴られていたのは、感謝の言葉と同時に記された、あまりにも残酷な事実だった。
公開された遺書には、子どもができない身体であることを詫びる悲痛な心情とともに、妻の不貞を示唆する強烈な言葉が残されていた。さらに、スマートフォンに残されていたプライベートな写真やプライベートなLINEの会話履歴までもが明るみに出たことで、世間の空気は一変する。純愛の悲劇と思われていた事件は、一気に日本中を震撼させる巨大な疑惑へと変貌を遂げた。