Q1:身近な体験談が全く思い浮かばない場合はどうすればいいですか?
A1:特別な事件を探す必要はありません。「最近言われて少し嫌だった言葉」「家族に対して申し訳ないと思ったこと」「街角で見かけたバリアフリー設備の使い勝手」など、半径5メートル以内の些細な違和感を1つメモ用紙に書き出してみてください。その出来事に対して「なぜモヤモヤしたのか」を突き詰めるだけで、立派な人権作文の種になります。
Q2:原稿用紙の最後の行まで埋めないと減点されますか?
A2:指定枚数の最終枚数において、最低でも3〜4行以上は埋めるのがマナーです。たとえば「原稿用紙3〜4枚」という規定の場合、3枚目の末尾や4枚目の最初の1行で終わってしまうと「字数不足・推敲不足」とみなされるリスクがあります。理想は、4枚目の半分(10行目)以上から最終行付近にかけて自然に着地させることです。
Q3:ネットいじめやSNSトラブルを扱う際の注意点は?
A3:スマートフォンの悪口や晒し行為を「ネットは危険だ」「スマホを使う時間を減らすべきだ」という安易なデジタル批判で終わらせないことです。問題の本質はスマートフォンという道具ではなく、画面の向こうに生身の人間がいることを想像できなくなる「想像力の欠如」にあります。言葉を送信する前のほんの一瞬の立ち止まり方について、自分の実感に基づいて論じることが重要です。