Q1:昭和のレースクイーンの衣装はなぜあそこまで過激だったのですか?
A1:最大の理由は、バブル経済を背景としたスポンサー企業間の激しい露出競争にあります。当時はインターネットがなく、テレビや新聞・雑誌の白黒グラビアが主要なPR媒体でした。紙面で少しでも大きく取り上げられ、胸元の企業ロゴをアピールするために、過激なハイレグデザインや水着コスチュームが広告戦略としてエスカレートしていきました。
Q2:当時のレースクイーンから本当にトップ女優やタレントが生まれたのですか?
A2:事実です。飯島直子、かとうれいこ、岡本夏生をはじめとする数々のスターがレースクイーンやキャンペーンガール出身です。過酷な現場で大観衆の前に立ち、度胸とカメラ対応力を磨き上げた彼女たちにとって、サーキットは芸能界の一流オーディション以上に実践的な登竜門として機能していました。
Q3:現代のサーキットではレースクイーンは完全にいなくなったのですか?
A3:存在そのものが消滅したわけではありませんが、役割と位置づけが根本から変わりました。F1などの国際格式レースではグリッドガールが廃止され、国内のSUPER GTなどでも2024年から「レースアンバサダー」へと呼称が変更されました。水着などの露出過多な衣装は姿を消し、チームの魅力を発信しファンサービスを担う「広報アンバサダー」としての活動が主流となっています。