直近の刑期満了による出所後、田代まさしの現在の様子は、かつての派手な芸能生活とは対極にある極めて質素で規律ある生活環境に身を置いています。1956年生まれの田代氏は古希(70歳)を迎え、持病や加齢に伴う足腰の衰えは見られるものの、精神的には落ち着きを取り戻し、支援者らのサポートを受けながら都内近郊で一人暮らしを送っています。
出所直後から民間回復支援施設「ダルク(DARC)」の関係者や主治医と定期的なコンタクトを取り続け、孤立を防ぐコミュニティづくりを最優先に生活を組み立てています。取材や関係者の証言によると、過去の再犯がいずれも「孤独とプレッシャー」から生じた教訓を踏まえ、現在はスケジュールを過密にせず、無理のないペース配分で日々のルーティンをこなしている状態です。
街頭やイベントスペースで見せる表情には往年の鋭いツッコミやユーモアの片鱗が残る一方、自らの過ちに対する深い内省と、薬物依存症という病気の恐ろしさを伝える当事者としての強い使命感が滲み出ています。