巌流島の決闘に隠された罠!宮本武蔵の遅刻と佐々木小次郎の正体

巌流島の決闘に隠された罠!宮本武蔵の遅刻と佐々木小次郎の正体

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小次郎の愛刀として名高いのが、三尺余(約1メートル以上)の刀身を誇る備前長船長光、通称「物干し竿」です。通常の打刀よりも圧倒的に長い間合いから繰り出される秘剣「燕返し(虎切)」は、鳥の燕すら切り落とす神速の刃として恐れられていました。

この長刀の脅威を完全に無力化するため、武蔵が選択したのが「舟の櫂(かい)を削って作った長大な木刀」でした。武蔵が手にした木刀の長さは四尺二寸(約127センチ)以上あったとされ、小次郎の「物干し竿」の間合いを完全に上回っていました。

二天一流の極意である合理主義に基づき、相手の武器のリーチを物理的に凌駕する長さを確保し、一撃必殺の間合いから小次郎の頭上を砕く――これが巌流島における勝敗を分けた決定的な勝因でした。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。