スタディサプリ進路やマイナビ進学といった進学ポータルサイトを覗くと、同校の就職決定率やサポート体制に対する高評価が並んでいる。たしかに東海エリアの総合病院やクリニック、介護老人保健施設などとのパイプは太く、届く求人数そのものに事欠くことはない。
だが、就職先が「見つかる」ことと、それが「本人の希望通りである」ことの間には明確な溝がある。学校推薦枠の獲得をめぐる学内競争は熾烈を極め、成績上位者から順に希望の大学病院や急性期中核病院の枠を埋めていくのが実情だ。就職率100%という看板の裏側には、第一志望ではない提携施設へ進路変更を余儀なくされた学生の存在も無視できない。進学サイトの口コミに書かれた「手厚いフォロー」を自発的な努力なしに受けられると誤解すると、手痛いしっぺ返しを食らう。