家庭菜園での収穫期や大袋で購入した際、数十枚単位で一気に消費したいときに重宝するのが、加熱調理をメインとした主菜アレンジです。熱を通すことで香りがふわりと立ち上り、生とは違ったジューシーな旨味が引き出されます。
手軽でボリューム満点なのがエゴマの葉の豚肉巻きです。豚バラ薄切り肉を広げて軽く塩コショウを振り、エゴマの葉を1〜2枚重ね、お好みでスライスチーズやエノキを芯にして端からきつく巻き上げます。フライパンで全体に焼き目をつけ、ポン酢や甘辛い照り焼きダレを絡めるだけで、こってりした豚肉の脂をエゴマの爽快感が包み込み、いくらでも食べられる主菜になります。
また、香ばしさを極限まで楽しむならエゴマの葉の天ぷらが外せません。葉の裏面にだけ薄く小麦粉をはたき、冷水で溶いた軽めの天ぷら衣をくぐらせて、170度の油で片面約10〜15秒ずつ短時間で揚げるのがコツです。両面に分厚く衣をつけてしまうと油っぽくなるため、片面をカラッと揚げることで、パリッとした軽快な食感と芳醇な香気の両立が実現します。
さらに、焼き肉の定番であるサムギョプサルでは、サンチュの上にエゴマの葉を1枚重ね、カリカリに焼いた豚バラ肉、サムジャン(甘辛味噌)、キムチ、白髪ネギを包んで一口で頬張るのが本場流の最も贅沢な食べ方です。