志村三丁目駅の住みやすさを徹底解剖!家賃相場と治安・水害のリアル

志村三丁目駅の住みやすさを徹底解剖!家賃相場と治安・水害のリアル

志村三丁目駅の住みやすさを徹底解剖!家賃相場と治安・水害のリアルの基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

この街を検討するにあたり、最も入念に下調べしなければならないのが地形(坂道)とハザードマップの水害想定です。ここを見落として賃料の安さだけで契約してしまうと、入居後に大きな後悔を招くことになります。

地理的に志村三丁目駅は、武蔵野台地から荒川低地へと一気に標高を下げる「国分寺崖線」の縁に位置します。そのため、駅の南側(志村坂上・前野町方面)へ向かうルートには、「見次坂」や「清水坂」をはじめとする目を見張るような急坂が連続します。電動アシスト付き自転車がなければ登坂は容易ではなく、徒歩通勤でも毎日の足腰への負荷は避けられません。

さらに重要なのが、板橋区洪水ハザードマップに基づく客観的な浸水想定です。国土交通省の荒川水系想定最大規模降雨データによると、荒川が決壊した際、駅北側の平坦地(蓮根・舟渡方面)は最大で3.0m〜5.0m未満(2階床下から床上浸水相当)の浸水リスクが指定されている区画が存在します。

一方、南側の坂道を登った高台エリアは浸水想定区域から外れており、水害に対して極めて強固な地盤を保っています。つまり志村三丁目駅周辺では、「駅徒歩分数が近く平坦だが浸水リスクを抱える北側低地」を選ぶか、「水害リスクはほぼゼロだが日々の坂道移動が必須となる南側高台」を選ぶかという二者択一が突きつけられます。単身用マンションの2階以上を選ぶ、あるいは高台側の物件を優先するなど、目的に応じたリスク管理が欠かせません。

なお、志村三丁目駅の治安に関しては警視庁公表の「市区町丁別罪種別及び手口別認知件数」を見ても粗暴犯の発生率は極めて低く、区内でも平穏な地域に分類されます。パチンコ店や繁華街的な雑踏が限定的であるため、夜間の一人暮らし女性や子育て世帯でも過度な不安を覚える必要はありません。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。