海外留学の現場や外資系企業への転職者コミュニティを調査すると、「What are you up toと聞かれたときの反応」に関する苦い失敗談が数多く散見されます。最も典型的なのが、「真面目すぎる長文レポートを返して会話が途切れてしまう現象」です。
大手掲示板やSNSの投稿、当メディアが実施した海外在住ビジネスパーソンへのヒアリング取材でも、以下のようなリアルな実態が浮き彫りになっています。
「渡米直後、現地の同僚から『Hey, what are you up to?』とSlackが届いた際、自分の今週のタスク一覧と進捗状況を5行にわたって事細かに返信してしまった。同僚からは『Haha, ok cool! Just wanted to grab coffee』と返ってきて、単にコーヒーブレイクに誘いたかっただけだと気づき、恥ずかしさで顔から火が出そうになった」(30代・IT企業エンジニアの証言)
英語圏のカルチャーにおいて、この質問は相手の全行動を把握したい警察の尋問ではありません。あくまで「今、話しかけても大丈夫か」「何か面白い話のタネはあるか」「この後ヒマしているか」を探るためのライトなジャブなのです。真面目な日本人ほど「聞かれたことには100%正確に答えなければならない」という心理的プレッシャーを感じがちですが、ネイティブの返答の8割以上は非常にシンプルかつ軽快に返されます。