「初めての相手はどのような関係性だったのか」という疑問に対し、調査データは明確な傾向を示しています。初体験の相手として最も高い割合を占めるのは、男女ともに「交際中の恋人・同級生」(74.2%)です。
続いて「部活動やサークル、アルバイト先の先輩・後輩」(11.5%)、「友人・知人関係」(8.3%)、「マッチングアプリ等を通じた出会い」(4.1%)と続きます。ワンナイトや偶発的な関係ではなく、一定の信頼関係が構築されたパートナーとの間で経験するケースが圧倒的多数を占めています。
ウェブアンケートや若者向けライフスタイル取材で寄せられた手記・証言からは、経験時期に関する率直な本音が浮き彫りになります。
「高校時代、周りの友人が次々に付き合い始めて焦りを感じていたが、大学2年の時に心から信頼できる恋人と経験できた。無理に周りに合わせず、自分のペースを守って正解だった」(22歳・男性大学生の手記)
「ネットの掲示板などで『ハタチ過ぎて未経験はやばい』という書き込みを見て落ち込んでいた。しかし、就職後に同期と本音で話した際、未経験の同僚が何人もいることを知り、ネットの言葉に踊らされていたと気付いた」(25歳・女性会社員の証言)
周囲からの同調圧力に流されて経験を急いだ人の中には「相手への好意がないまま流されて後悔した」という声も目立ち、時期の早さよりも「相手との心理的な信頼度」が満足度を決定づける要因となっています。