保育現場や家庭での製作において、事前の環境設定や配慮を怠ると思わぬトラブルに繋がることがあります。現場から寄せられるリアルな課題とその解決策を整理しました。
課題1:乳児の絵の具舐め・手足バタバタによる汚れ
乳児期は感覚が敏感なため、足裏に冷たい絵の具を塗った瞬間に泣き出したり、暴れて床や服を汚したりするケースが多発します。
【現場の対策】スタンプ台を使用し、塗布面積を必要最小限に抑えること。また、足裏に直接絵の具を塗らず、ジッパー付き保存袋の中に画用紙と絵の具を入れて上から足踏み・手押しさせる「センサリーバッグ技法」を活用すると、完全ノーリスクで鮮やかなマーブル模様を作ることができます。
課題2:のりの使いすぎによる乾燥の遅れと紙の波打ち
2歳児前後では、でんぷんのりを手のひら全体に塗りたくってしまい、画用紙が破れたり乾かなくなったりする事態が頻発します。
【現場の対策】「ありさんのごはんくらいの量(小指の爪サイズ)」と具体的に視覚的な合図を伝える、あらかじめ小分けにしたのり皿を用意するなどの物理的制限が効果的です。