大山の打席を語る上で欠かせないのが、バッターボックスに向かう際に流れる登場曲と応援歌のシームレスな接続です。
大山選手はこれまで、ベリーグッドマンの楽曲(『ハイライト』や『ライオン』など)をはじめとする、不屈の闘志や泥臭い努力を肯定するナンバーを登場曲として重用してきました。スピーカーから流れ出る力強いボーカルと歌詞が球場に響き渡り、大山がネクストバッターズサークルからゆっくりと打席へ向かう姿にファンは息を呑みます。そして、登場曲がフェードアウトした絶妙のタイミングでトランペットのファンファーレが鳴り響くのです。
SNSや動画共有サイト上に投稿される「大山悠輔 応援歌 動画」のコメント欄を見ても、「現地でこの流れを体感すると鳥肌が止まらない」「登場曲からの応援歌前奏への繋ぎがかっこよすぎる」といった生の声が後を絶ちません。単なるBGMの枠を超え、4万人を超える観衆の集中力を一点に集約させる舞台演出として完成されていると言えます。