2000年代初頭、日本のアイドルシーンが急速に成熟していく中で、松本潤は俳優として鮮烈なステップアップを遂げる。その契機となったのが、2001年のテレビドラマ『金田一少年の事件簿』だ。前任の堂本剛が築いたコミカルなイメージを刷新し、クールで知的な二代目・金田一一を好演。スタイリッシュな佇まいでお茶の間を驚かせた。
そして2002年、日本テレビ系『ごくせん』の沢田慎役で、彼のカリスマ性は爆発的な広がりを見せる。赤いメッシュを入れたヘアスタイル、気だるげでありながら仲間思いな不良少年のリーダー。鋭い視線一つで視聴者を釘付けにした。少年の面影を残しつつも、大人の男へと変貌を遂げる危うい色気。この時期のビジュアルは、今も語り継がれる伝説となっている。