この海上で子どもたちが無邪気に飛び跳ねることができるのは、妻良漁業協同組合のベテラン漁業者たちが幾重にも張り巡らせた安全管理の網があるからだ。毎朝の開場前、ダイバーが潜水して係留ロープの摩耗や遊具の空気圧、海中の障害物をミリ単位で点検している。
ライフジャケットの着用義務化は徹底されており、未着用者の入場は例外なく断られる。監視台には常に双眼鏡を構えたスタッフが立ち、沖への流出や遊具の下への潜り込みがないか視線を巡らせる。海のプロフェッショナルが厳格なルールを敷いているからこそ、天然の海を舞台にしたスリリングな挑戦が成立している。