水辺の興奮から一転、屋外のパブリックガーデンでは息を呑むような大自然のグラデーションが広がる。とりわけ春の訪れとともに咲き誇る数万本のチューリップは圧巻の一言。赤、白、黄、ピンクの花弁が風に揺れ、絨毯のように大地を埋め尽くす光景は、訪れるフォトグラファーたちのシャッターを止めさせない。
夏には力強いヒマワリ、秋には可憐なコスモスと、季節のバトンタッチが実に見事だ。関東地方環境事務所が提唱する自然共生や緑地保全の視点とも共鳴するように、敷地内の植栽は土壌づくりから徹底して管理されている。ただ眺めるだけでなく、草木の香りに包まれながらベンチに腰掛けるだけで、心身の疲れがすっと抜けていくのを実感できる。