激しい揺れの直後、多くの人が不安視したのが大規模な連動地震の可能性です。気象庁は今回の地震発生を受けてただちに精査を実施し、「南海トラフ地震臨時情報」の発令基準に達しているかどうかの解析を行いました。現時点ではプレート境界の固着状態に異常な変化は見られないとされていますが、警戒を緩めるわけにはいきません。
南海トラフ沿いの巨大地震のリスクが高まる中、内陸部での誘発地震の可能性を否定できないためです。余震確率の推移を監視する解析によれば、向こう数日間の活動度合いによっては、プレート内部のストレス変化が周辺の構造線に及ぶ懸念も残されています。広域的な広がりを見せる地下の緊張感は、東日本から西日本に至る広域防災の枠組みに直結しています。