なぜ紫陽花の花が咲かない?葉ばかり茂る原因と満開に導く剪定術

なぜ紫陽花の花が咲かない?葉ばかり茂る原因と満開に導く剪定術

なぜ紫陽花の花が咲かない?葉ばかり茂る原因と満開に導く剪定術について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

紫陽花の花が咲かないトラブルを解決する上で、自身が育てている品種が「旧枝咲き」なのか「新枝咲き」なのかを見極める作業は避けて通れません。日本で流通する主要品種の特性と管理基準を以下にまとめました。

品種グループ花芽の形成時期と開花枝推奨される剪定適期主な不開花リスクと評価ハイドランジア系
(西洋アジサイ・ガクアジサイ)旧枝咲き
前年夏(7〜8月)に形成花後すぐ〜7月中旬まで
※秋以降の強剪定は厳禁剪定時期の遅れ、冬期の花芽凍害が80%以上の原因。管理難易度は中程度。アメリカノリノキ系
(アナベルなど)新枝咲き
当年春(4〜5月)に伸長枝に形成秋〜早春(11月〜3月)
地際近くまでの強剪定も可能剪定ミスでの不開花は稀。主な咲かない原因は極端な日照不足や春の枝折れ。新旧両枝咲き系
(エンドレスサマー等)新旧両枝咲き
前年枝+春に伸びる新枝の両方花後随時〜春先
剪定の自由度が極めて高い剪定失敗に極めて強い。肥料過多や根詰まりによる樹勢低下に注意。ヤマアジサイ系旧枝咲き
前年夏に形成(小型・繊細)開花直後〜7月上旬
自然樹形を活かし軽めに切る夏の直射日光による葉焼け・乾燥死や強剪定による樹勢衰退が多発。
山崎 陸
著者

山崎 陸

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