では、具体的に何を選べば良いのか。医学博士の白澤卓二氏ら専門家がこぞって推奨するのが、「高品質なタンパク質」と「良質な脂質」、そして複合炭水化物を組み合わせたメニューだ。なかでも卵や納豆、ギリシャヨーグルト、鮭などの魚類は、朝の体に欠かせないアミノ酸の宝庫である。
特に重要なのが、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの材料となる「トリプトファン」の摂取だ。トリプトファンはタンパク質豊富な食材に多く含まれ、日中に脳内でセロトニンへと変化して集中力や精神の安定をもたらす。さらに夜になると、このセロトニンが睡眠ホルモンのメラトニンに変換されるため、質の高い睡眠まで約束されるのだ。卵かけご飯に納豆と味噌汁を添える伝統的な和食スタイルこそ、現代科学が認める「最強の朝食」と言える。