人気絶頂にあった18歳目前のタイミングで発表されたアンジュルムからの卒業は、当時アイドル界に大きな衝撃を与えました。公式発表資料および本人の手記において語られた卒業理由は、「海外に身を置き、歌やダンスだけでなく表現全般を学び直すこと」、そして「自立した一人の人間としての人生を歩むこと」でした。
横浜アリーナの卒業セレモニーで彼女が残した「私は私らしく、これから先も生きていきます」「皆様どうかお元気で。強く生き抜いてみせます」という言葉は、予定調和の引退ではなく、表現の幅を世界水準へ広げるための明確なステップアップであることを物語っていました。事務所の庇護下を離れ、あえて保証のない荒波へ飛び込んだこの決断こそが、後のオーディションでの圧倒的な覚悟と凄みへと直結しています。