大腸がんの便の色とは?危険な血便の見分け方と受診目安を徹底解説

大腸がんの便の色とは?危険な血便の見分け方と受診目安を徹底解説

大腸がんの便の色とは?危険な血便の見分け方と受診目安を徹底解説の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。

大腸がんによる血便の色は、がんが発生した位置(部位)によって明確に分かれます。大腸は約1.5〜2メートルにおよぶ長い臓器であり、出血地点から肛門までの距離と時間が便の色を決定づけるためです。

肛門に近い部位である直腸にがんができた場合(直腸がん)、出血した血液が酸化される間もなく排出されるため、肉眼でもはっきりと分かる鮮血便や鮮やかな赤色の血液付着が確認されます。排便の最後にポタポタと赤い血が垂れるケースもあります。

直腸の手前に位置するS状結腸がんでは、やや時間を経た暗赤色の血液が便に混ざり込むことが多くなります。便の表面に血がこびりついたり、赤茶色の粘液便が排出されたりするのが特徴です。

一方、大腸の入り口付近である上行結腸や盲腸にがんが発生した場合、便が液状のうちに出血と混ざり合い、さらに結腸を進む間に酸化が進むため、鮮血ではなく「黒い便(タール便)」として現れます。この場合、見た目では血便と気づかず、原因不明の貧血で倒れて初めて検査で見つかる症例も少なくありません。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。