シワ改善美容液において、各社のアプローチは大きく分かれます。資生堂の「純粋レチノール」やコーセーの「ナイアシンアミド」と並び、ポーラが誇る「ニールワン(三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸ナトリウム)」は、日本で初めて医薬部外品のシワ改善有効成分として承認された成分です。
紫外線や表情圧によって微弱な炎症が起きると、白血球の一種である「好中球」から好中球エラスターゼという分解酵素が過剰に分泌され、真皮のコラーゲンやエラスチンを破壊します。ニールワンはこの分解酵素に直接蓋をするようにブロックし、肌本来のハリを生み出す力を守り抜きます。
副作用や皮膚刺激に関しては、レチノール製品特有の皮むけや赤み(レチノイド反応)が起きにくい処方設計となっており、敏感肌でも使いやすいのが大きな強みです。ただし、無水処方で密着度が高いテクスチャーのため、極度の乾燥肌やバリア機能が著しく低下している時期には、一時的なピリつきや違和感を覚える場合もあります。心配な方は耳の後ろや腕の内側でパッチテストを行ってからの使用が確実です。