部位だけでなく、収穫される季節によっても大根の辛さレベルは大きく変動します。店頭に並ぶ大根は、主に「夏大根」と「冬大根」に分類されます。
6月〜9月頃に出回る「夏大根」は、暑い気候の中で育つため水分が少なく、全体的に辛味が強いのが特徴です。上部であってもピリッとした辛さを感じることがあり、薬味や辛口の大根おろしを好む愛好家に親しまれています。
対して11月〜2月頃の「冬大根」は、寒さで凍結しないように自ら水分の中に糖分をたっぷり蓄えます。そのため、先端部分であっても夏大根ほど辛くなく、全体がみずみずしく濃厚な甘みを帯びています。煮物にするととろけるような食感になるのは、冬大根ならではの大きな魅力です。