ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「大山版の絵描き歌は差別用語が含まれていたため封印された」「UFOが事故を連想させるため放送禁止になった」といった都市伝説が定期的に浮上します。しかし、これらは裏付けのない完全なデマです。
テレビ朝日やシンエイ動画の過去資料、音楽著作権協会の公式データを照合しても、旧バージョンに放送禁止措置や自主規制が適用された事実は一切存在しません。変更された唯一かつ決定的な理由は、「2005年4月に行われたキャスト・メインスタッフの全面交代に伴う番組全体のフルリニューアル」です。
26年間にわたってドラえもん役を務めた大山のぶ代さんをはじめとする声優陣の勇退に合わせて、オープニング曲、エンディング曲、劇伴音楽、アイキャッチに至るまですべての音源が刷新されました。絵描き歌の変更もその一環であり、何らかのトラブルや歌詞の不適切さが原因ではありません。大山版の音源は現在も公式ベストアルバムや配信プラットフォームで正規に視聴可能であり、「封印」という実態は存在しないのです。