バッグインバッグの満足度を大きく左右するのが「形状」と「素材」の選択です。用途に合わないタイプを選ぶと、カバンの中でかさばる原因になってしまいます。現場検証で判明した各モデルの特性を解説します。
通勤や通学でリュックを利用している人にとっての救世主が、バッグインバッグのリュック用(縦型)です。リュックサックは構造上、荷物がすべて底面へと落下し、必要な物が下敷きになる「底だまり現象」が起きがちです。縦型インナーを背面に差し込むことで、上部や中段のデッドスペースにポケットが配置され、ペンやパスケースをリュックの上蓋を開けて即座に取り出せるようになります。
一方、柔らかい革製トートやキャンバスバッグを愛用する人には、バッグインバッグのフェルト素材が適しています。フェルト特有の適度な厚みとクッション性がフレームの役割を果たし、くたっと倒れがちな柔らかいバッグを内側から支えて美しいシルエットを保ちます。また、スマートフォンや眼鏡ケースを収納した際、擦り傷が付きにくい点も大きな利点です。
オフィスのフリーアドレスやカフェでの作業機会が多いなら、底面にしっかりとしたマチが確保された自立型バッグインバッグが威力を発揮します。カバンから取り出してデスク上にそのまま置けば、ペン立てや卓上オーガナイザーとして機能するため、作業スペースを瞬時に整頓できます。中身を外から素早く視認したい場合は、通気性に優れたメッシュタイプを選ぶと、忘れ物防止と軽量化を同時に達成できます。