ショールームや大型インテリアショップの広い展示スペースで見るとちょうどよく思えたソファーが、自宅のリビングに搬入された途端に巨大に見えてしまう現象は珍しくありません。展示場の天井の高さや開放感に目が慣れてしまい、実際の居住空間とのスケールギャップを見誤ることが第1の要因です。
第2の理由は、生活動線の圧迫です。ソファー本体が置けたとしても、周囲に人がストレスなく通れる「最低55〜60cmの通路幅」が確保できていないと、毎日の移動にストレスを感じるようになります。特にテレビボードやダイニングテーブルとの距離感を詰めすぎると、部屋全体が窮屈な印象に様変わりしてしまいます。
第3の盲点は「座面幅」と「総外寸」の混同です。同じ横幅180cmのソファーであっても、重厚な肘掛けのデザインによっては実際の座面幅が140cm程度しかなく、「大人3人でゆったり座るには手狭だった」という落とし穴に直面するケースが目立ちます。