一人暮らしにおける毎月の支出管理で、家賃に次いで頭を悩ませるのが光熱費の変動です。総務省統計局が発表している「家計調査(単身世帯)」の最新データを分析すると、一人暮らしにおける電気料金の年間平均は月額6,700円前後を推移しています。しかし、この数値を単純に毎月の基準にしてしまうと、季節の変わり目に届く請求書を見て大きなショックを受けることになります。
電気料金は1年を通じて一定ではありません。春(4〜6月)や秋(10〜11月)といった冷暖房をほとんど使わない過ごしやすい季節には4,500円〜5,500円程度まで下がる一方、冷房需要がピークを迎える夏場は7,000円〜8,500円前後、そして暖房機器を多用する冬場には8,500円〜1万1,000円超まで跳ね上がります。
水道代やガス代を含めた「一人暮らしの光熱費全体」で見ると、全国平均は月額約1万2,000円〜1万3,500円です。つまり、冬場は光熱費全体の半分以上を電気代が占める計算になります。自分の請求書が平均より高いかどうかを判断する際は、年間平均ではなく「今の季節の相場」と比較することが肝要です。