サロンワークの現場と一般家庭での使用環境は根本的に異なる。プロは腕の角度や距離を巧みにコントロールしながらブローを行うが、自宅でそれを再現するのは至難の業だ。だからこそ、現場の美容師たちが「一般の人が使っても失敗しない」と太鼓判を押すモデルには共通項がある。速乾性とダメージレス性能を高次元で融合させた実力派モデルを比較検証した。
風量による速乾力で市場を牽引し続けるのが、ダイソン(Dyson Ltd.)の「Dyson Supersonic」だ。圧倒的なエアフローで髪の根元を一気に乾かす構造は、多毛やロングヘアに悩む層から絶大な支持を集める。一方で、髪内部の水分バランスを整えて自然なツヤを引き出すアプローチとして、株式会社MTGが手掛ける「ReFa BEAUTECH DRYER(リファビューテック ドライヤー)」がサロン現場で熱烈に支持されている。対象物センサーが温風と冷風を自動で切り替え、頭皮温度を50℃以下、毛先を60℃以下に保つプロのハンドテクニックを自動再現する設計だ。
さらに、熱を味方につける独自のバイオプログラミング技術で熱狂的なファンを持つ株式会社リュミエリーナの「レプロナイザー(REPRONIZER)」シリーズや、日本の美容家電市場を長年牽引してきたパナソニック株式会社の「ヘアードライヤー ナノケア」最新機、驚異的な軽さと遠赤外線効果で急速にシェアを伸ばす「KINUJO(絹女)」など、各社が独自の強みを打ち出している。