ネット上の掲示板等で散見される「修猷館は自由すぎて授業が放任」「浪人率が高すぎるのは指導力不足ではないか」といった言説には、明らかな誤解が含まれています。
第一に、修猷館の教員陣による授業は単なる受験テクニックの詰め込みではなく、学問の本質的な面白さや探究心を刺激する高水準な講義が展開されています。放課後や早朝の個別質問には教員が徹底して付き合う体制が整っており、自ら学ぶ意欲を持つ生徒に対しては惜しみない支援が注がれます。
第二に、過年度生(浪人生)の多さは「学力不足」によるものではなく、「高すぎる志」に起因する構造的要因です。生徒たちは全国トップクラスの環境で3年間を過ごす中で、「妥協した進路ではなく、本当に自分が社会に貢献できる領域で勝負したい」という高い目的意識(ノブレス・オブリージュの精神)を育みます。そのため、あえて厳しい難関に挑む選択をする生徒が多いのが実態です。