Q1:15歳の猫が突然ご飯を食べなくなりました。動物病院へ連れて行くべき目安は?
A1:シニア猫の絶食は成猫以上に危険であり、24時間以上何も口にしない場合は即座に通院してください。肝リピドーシス(脂肪肝)という命に関わる合併症を急激に引き起こすリスクがあります。水も飲まない状態であれば、脱水による急性腎障害を併発するため半日〜数時間以内の受診が必須です。
Q2:15歳を過ぎて急に水をガブ飲みするようになりました。健康的なことでしょうか?
A2:決して健康的ではなく、慢性腎臓病や糖尿病、甲状腺機能亢進症の典型的な危険兆候(多飲多尿)です。腎機能の低下により尿を濃縮できなくなり、失われた水分を補うために必死で飲水しています。体重1kgあたり1日に100ml以上の水を飲んでいる場合は、速やかに尿検査と血液検査を受けてください。
Q3:シニア猫の寒さ対策で、エアコンとペットヒーターどちらを優先すべきですか?
A3:室温全体のエアコン管理(23〜25度、湿度50〜60%)を基盤とし、補助として低温火傷防止仕様のペットヒーターを併用するのがベストです。高齢猫は自力で体温を上げることが困難な一方、熱いと感じたときに自力で移動する筋力も衰えています。逃げ場のない狭い場所にヒーターだけを置くのは脱水や熱中症の恐れがあり厳禁です。