ネット検索で頻繁に疑問視されるのが、粗大ごみ持ち込み予約の有無と現在の運用状況です。個別収集では「収集日の7日前までの電話・ネット事前予約」が厳密に義務付けられていますが、自己搬入に関しては事前予約が一切不要となっています。これが、名古屋市粗大ごみ当日持ち込みの真相です。思い立った当日に車へ不用品を積み込み、そのまま区の環境事業所へ乗り付ければ受付が可能です。
しかし、「予約不要=いつでも行ける」という認識は極めて危険です。利用者の前に立ちはだかる最大の障壁が、名古屋市大型ごみ持ち込み土日対応の厳格な不可規定です。名古屋市の環境事業所および搬入処理施設は、土曜日・日曜日の受入を完全に停止しています。週末休みの会社員が処分を行おうとする場合、平日に有給休暇を取得するか、平日の午前から午後の受付枠を死守するしか選択肢がありません。
さらに見落としてはならないのが、受付当日のタイムリミットです。多くの環境事業所の受付時間は「平日午前8時45分から午後3時40分まで(施設により一部前後あり)」となっていますが、午後3時過ぎに駆け込むと手続きが破綻します。環境事業所で承認書を受け取った後、実際に処理施設(工場や処分場)へ車を走らせ、処理施設の最終受け入れ時刻(通常午後4時00分前後)までに到着して計量を済ませる必要があるためです。移動距離や渋滞を考慮すると、午前中、遅くとも午後1時30分までに環境事業所へ入らなければ、当日搬入は物理的に完了しません。