「仕事帰りにふと立ち寄ったセブン-イレブンやローソン、ファミリーマートでビエネッタを買いたい」――そう考える読者も多いはずです。しかし、現代のコンビニにおけるビエネッタの目撃率は10%未満というのが残酷な現実です。
なぜコンビニではこれほどまでに買えないのでしょうか。コンビニの冷凍平ケースは極めて狭く、1品目あたりの「売上回転率(1日に何個売れるか)」がシビアに問われます。主戦場は100円〜200円前後のシングルサーブ(1回で食べ切るモナカ、バー、小カップ)であり、横幅を取る上に包丁で切り分けて食べる前提の箱型ケーキアイスは、スペース効率の観点から棚から外されやすい構造的宿命を背負っています。
ただし、希望がゼロというわけではありません。以下の2つのパターンでは、コンビニでも店頭に並ぶ可能性があります。
- クリスマス〜年末年始のホリデー期間:12月中旬から年始にかけて、パーティー需要を見込んで一部の店舗が箱型をスポット発注する事例が見られます。
- ビエネッタカップの発売・再販タイミング:カップ型が流通する期間は、コンビニのシングルアイス棚に一時的にラインナップされる確率が跳ね上がります。
日常的に立ち寄るコンビニで箱型ビエネッタに出会えた場合、それは「仕入れ担当者の個人的な情熱」か「極めて稀なスポット仕入れ」による奇跡と言っても過言ではありません。