Q1:タオルグリップは専用の器具がなくても普通のタオルで本当に効果がありますか?
A1:家庭にある綿のフェイスタオルで全く問題ありません。重要なのは器具の素材ではなく、「直径5〜6cm程度に固く巻き、握ったときに指先が手のひらに触れず、握力の約3割を安定して維持できる太さを作ること」です。握力計がない場合は、「呼吸を止めることなく、やや力が入っている状態を2分間維持できる感覚」を目安にしてください。
Q2:等尺性運動だけでボディビルダーのように筋肉を大きく(筋肥大)することはできますか?
A2:大幅な筋肥大を狙うには限界があります。等尺性運動は特定の関節角度における筋力向上や神経系の促通、血管機能の改善には極めて高い効果を発揮しますが、筋肉全体を大きく肥大させるには、筋肉が伸び縮みしながら負荷に抗う「エキセントリック収縮(伸張性収縮)」を含む等張性運動を組み合わせる必要があります。
Q3:高齢の家族にタオルグリップを勧めたいのですが、見守りのポイントは何ですか?
A3:最大のチェックポイントは「呼吸が止まっていないか」と「肩や首がすくんでいないか」の2点です。力を込めるあまり顔が赤くなっていたり、息を止めていたりする場合は負荷が強すぎます。「1、2、3…」と声を出して数えてもらいながら、リラックスした座位で行わせてください。体調不良時や起床直後の血圧が高い時間帯は避けるのが鉄則です。