ベンチプレスバーの重さは何Kg?20Kg神話の落とし穴と計算術

ベンチプレスバーの重さは何Kg?20Kg神話の落とし穴と計算術

ベンチプレスバーの重さは何Kg?20Kg神話の落とし穴と計算術とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:初心者がジムでベンチプレスを始める際、重りを付けずにバー(20kg)だけで練習しても効果はありますか?
A1:極めて高い運動学習効果と筋力向上効果がある。20kgという重量は、成人男性であっても運動経験がなければフォームを崩さずに10回反復するのが決して容易ではない重さだ。まずはプレートを一切装着せず、20kgの空バーで軌道の安定性、肩甲骨の寄せと下制、足の踏ん張りを身体に染み込ませるプロセスが、将来の怪我予防と高重量獲得への最短ルートとなる。

Q2:自分が通っているジムのバーベルが20kgか15kgか見分ける決定的なポイントはありますか?
A2:最も確実なのはシャフト端部のキャップ(金属プレート)に刻印されたロゴや重量表記(「20KG」「15KG」)を確認することだ。刻印がない場合は「シャフトを握る部分の太さ」に注目されたい。20kgバーは28〜29mmで男性の手で握ってしっかりとした太さがあるが、15kgバーは25mmと明らかに細く、またバーの中央にギザギザ(センタースムース加工/ローレット加工の境界)がない仕様が多い。不明な場合は店舗スタッフに確認するのが確実である。

Q3:腕トレ用の曲がったバー(EZバー)の重さは何kgで計算すればよいですか?
A3:市販のEZバー(Wバー)の重量は、全長やシャフト径により異なるが約6kg〜10kg(平均約8kg〜9kg)が相場である。ベンチプレスのメイン種目として用いられることは少ないが、ナローベンチプレス等で用いる際は、10kgプレートを2枚付けて「合計約28kg〜30kg」と見積もるのが現場の一般的な計算ルールとなっている。

Q4:自宅にホームジムを導入する場合、バーベルシャフトは何kgのものを選ぶのが後悔しませんか?
A4:設置スペースと床の耐荷重が許す限り、全長2,000〜2,200mm・重量20kgのオリンピック規格バー(50mmスリーブ)を選ぶことを推奨する。安価な28mm径の10kgスタンダードバーは導入コストが低いものの、重量が伸びた際にシャフトが過度にしなって危険を伴い、プレートの買い直しなど将来的なコストが二重に発生しやすい。一生モノの器具として導入するなら、耐荷重300kg以上の20kgシャフトが最も堅実な選択肢となる。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。