Q1:退院祝いと快気祝い、言葉の使い分けはどうすればいいですか?
A1:退院した本人に対して周囲の人がお祝いを贈る場合は「退院祝い」です。一方、退院した本人が「心配してくれたお礼」として周囲に品物を贈り返す(内祝い)行為を「快気祝い」と呼びます。退院した側がお祝いをもらう立場であるため、周囲から本人へ贈る際の熨斗(のし)に「快気祝い」と書いてはいけません。
Q2:退院はしたものの、自宅療養が続く上司にお祝いを贈りたい場合は?
A2:完治していない段階で「退院祝い」を大々的に贈ると、相手に復帰のプレッシャーを与えてしまいます。この場合は「御見舞」または「祈 御全快」という表書きを用い、熨斗の水引は紅白の結び切りを使用します。品物も本人が気兼ねなく受け取れるよう、職場の有志一同として連名で3,000円〜5,000円程度の消耗品を贈るのが無難です。
Q3:友人から退院祝いにお返しはいらないと言われた場合、本当に何もしなくていいですか?
A3:「お返しは不要」と言われた場合、原則として高額な品物を送り返す必要はありません。相手の心遣いを素直に受け止めるのがマナーです。ただし、完全に放置するのではなく、退院後1〜2週間ほど経って体調が落ち着いたタイミングで、丁寧なお礼の手紙やメッセージカードを送り、元気になった近況を報告することが最も相手に喜ばれる礼儀となります。