フジテレビ系月9ドラマ『ラブ ジェネレーション』(1997年10月13日〜12月22日放送)の主題歌として書き下ろされた「幸せな結末」は、大滝詠一にとって1985年の「フィヨルドの少女」以来、実に12年ぶりとなるシングル作品でした。当時、音楽活動を事実上休止していた伝説的ミュージシャンの電撃復帰は、エンタメ業界全体に激震を走らせました。
作詞は「多幸福」(大滝詠一のペンネーム)、作曲・編曲は大瀧詠一が担当。60年代のアメリカン・ポップスやフィル・スペクターが確立した「ウォール・オブ・サウンド(音の壁)」を現代のJ-POPに昇華させたサウンドメイキングは、ドラマの切ないラブストーリーと完璧に共鳴しました。
オリコンチャートでは最高2位を記録し、累計売上は97万枚(日本レコード協会認定ではミリオンセラー)を突破。カップリング曲に収録された「Happy Endで始めよう」も含め、かつて大滝が在籍した伝説のバンド「はっぴいえんど」へのセルフオマージュを散りばめた構成は、往年のファンからドラマ直撃世代の若者までを熱狂させました。