日本におけるペア競技は、長年にわたり不毛の地と呼ばれていた。個人の技術が高くても、体格差や練習環境の不足から世界と戦うカップルが育ちにくかった背景がある。その壁を打ち破ったのが、日本スケート連盟による長期的視野に立った選手育成方針と、メインスポンサーである木下グループの強力なサポートだった。
木下グループは、海外拠点の遠征費やコーチング費用、トレーナーの帯同費用に至るまで、多額の資金面で二人を全面的に支えてきた。資金面や環境面での不安を解消されたことで、りくりゅうペアは世界基準の練習に専念することが可能となった。組織の手厚いバックアップがあったからこそ、二人の才能は蕾から大輪の花へと開花したのだ。