フリテンは発生する状況やタイミングによって、大きく3つの種類に分類されます。それぞれの特徴と解除の可否を一覧表に整理しました。
1. 捨て牌フリテン(本フリテン)の構造
日常の対局で最も頻繁に発生するのが捨て牌フリテンです。序盤に不要と思って河に捨てた牌が、中盤以降に手牌の形が変化して待ち牌になってしまった際に起こります。
このフリテンの最大の特徴は、「手牌を変化させて待ちを変えればいつでも解消できる」という柔軟性です。後述する手変わりを意図的に狙うことで、通常のアガリ可能な状態へ復帰させることができます。
2. 同巡フリテンの条件と解除のタイミング
同巡フリテンは、他家が切ったアガリ牌に対してあえてロンを発声しなかった(見逃した)、あるいは役がなくてロンできなかった場合に即座に適用される一時的なペナルティです。
このフリテンが持続するのは「次の自分のツモ番を終えるまで」です。自分のツモ牌を引いて捨てる行為を完了すれば、同巡フリテンは自動的に解除され、その直後から再び他家の捨て牌でロンアガリができるようになります。また、次の自分の番が来る前に誰かがポン・チー・明槓を行った場合も、巡目がリセットされたとみなされ、その瞬間にフリテンが解消されます。
3. リーチ後フリテンの不可逆性
3種類の中で最も致命的なのがリーチ後フリテンです。リーチをかけた後は手牌の組み替え(改造)が一切禁止されるため、他家のアガリ牌を見逃してフリテン状態に陥ると、その局が終わるまで二度とロンアガリの権利を取り戻せません。
特定の相手を狙い撃ちするために見逃す行為や、うっかり見落としによってリーチ後フリテンになると、残りの巡目は自力でツモる以外に勝機がなくなります。