じゃがいもは水はけと通気性に優れた弱酸性土壌(pH 5.5〜6.0)を好みます。日本の土壌に多いpH過多(石灰の入れすぎ)は、芋の表面に斑点ができる「そうか病」の原因となるため注意が必要です。
畑栽培の土作り配合
植え付けの2週間前までに、1平方メートルあたり完熟牛ふん堆肥2kg、化成肥料(8-8-8)50g〜80gを投入して深く耕起します。苦土石灰は原則として不要、または酸性が強い土壌の場合のみ30g程度の少量施用に留めるのがプロの鉄則です。
植え付け深さと株間のセオリー
新しいイモは、種芋の下ではなく「種芋から伸びた茎(地下茎・ストロン)」に形成されます。そのため、植え付け深さのコントロールが生育を大きく左右します。
・株間:30cm前後を確保(密植すると日当たりが悪化し、小玉化の原因に)
・植え付け深さ:7〜10cmの深さに種芋の切り口を下(芽を上)にして配置し、土を被せます。浅すぎると緑化イモが増え、深すぎると地温不足で発芽が遅延します。