電通大はなぜ大手就職に圧倒的に強いのか?偏差値と評判の真相

電通大はなぜ大手就職に圧倒的に強いのか?偏差値と評判の真相

電通大はなぜ大手就職に圧倒的に強いのか?偏差値と評判の真相について知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

大学名を耳にした一般層から頻繁に寄せられるのが、「大手広告代理店の株式会社電通(Dentsu)と関係があるのか?」という疑問です。結論から言えば、両者の間に資本関係や組織的なつながりは一切ありません。

広告代理店の電通は1901年に設立された「日本電報通信社」をルーツとする民間企業であるのに対し、電気通信大学は1918年に社団法人帝国水難救済会が創設した「無線電信講習所」を母体とし、逓信省(後の郵政省・電気通信省)の管轄を経て国立大学となった歴史を持ちます。通信技術の黎明期から日本のインフラを技術面で支えてきた公的研究機関がその出自です。

また、ネット掲示板やSNSで「電通大はやばい」と書き込まれる背景には、否定的な意味合いではなく、専門性の深さと学生の熱中度の高さに対する畏怖やネタ文化があります。

「課題のコード量が膨大で徹夜が続く」「学内の至るところで自作ロボットやAIモデルの開発議論が交わされている」といったエピソードが、学外から見ると浮世離れしたオタク的空間に映ることがあります。しかし現場の視点で見れば、これは何かに没頭できる探究心豊かな人材が集まり、切磋琢磨している健全な研究環境の証左にほかなりません。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。